一身にして二生を経るが如く

第1章

 1955年父土師軍太が創業した泉屋の経営理念『繁盛創り 人創り』は、社員さんの真の幸せ(成長)、そしてお客様やお取引先様のご繁栄という三方よしの経営です。
 お酒には文化や歴史があり、人間味すら感じます。私たちがもっと、お酒を愛し、お酒に人生を感じ、酒を熱く語らなければなりません。お酒は、喜びや悲しみの時に明日への活力として私たちを癒し、元気づけてくれます。また、食中酒として、楽しい食事に花を添えてくれます。私たちは、人生を通してお客様に、お酒の愉しさを心から感じていただきたいという情熱を持ったお酒のプロ集団なのです。
 私たちは、”経営計画書に基づく理念経営”と
”自社の存在価値を問い続ける手元足元を見据えた経営”を推進し、コア・コンピタンス経営を実現します。
 私たちは酒文化価値創造業として、“お酒の愉しさ、夢やロマン、飲みにケーションを通して、元気な人間、活力ある日本を創る”ことを使命にお客様のご繁盛のお役に立たせていただきます。
 

第2章

 「恰も一身にして二生を経るが如く、一人にして両身あるが如し」、福沢諭吉翁の「文明論之概略」の幕末から明治への変化についての言葉です。一生のうちに全く違う人生を体験することは、まるで一人の人間が2つの体をもつようなものだという意味です。
 私も泉屋酒販㈱の創業者土師軍太のもとに生まれ、守成に努めてまいりましたが、この度、酒商菅原を創業をすることになりました。厳しい道のりだとは思いますが、「和魂無限」を経営理念とし、”お酒の愉しさ、夢やロマン、飲みにケーションを通して日本の酒を世界に語る”志を持って、夫婦二人で開業いたします。
  
  独立に際し、創業の原点、仕事とは何か、人間とは何か、そして、酒商菅原の使命や役割について真剣に議論しました。20世紀が「作れ 増やせ」の足し算の時代だったとすれば、21世紀はその逆の引き算の時代ではないかと思います。それはモノの足し算から、心の引き算の時代なのです。足しても足しても答えは出ません。多角化、合併、統合、総合化、多店舗化、これらたし算の発想の経営が生み出したものは、心豊かな社会づくりへの奉仕ではなく、個人主義、拝金主義、株主資本主義でしかありませんでした。量や規模を目指すと、必ず精度を失い、大切な顧客を見失います。力任せの提供者論理に陥ってしまいます。それはマーケット・インの発想ではなく、プロダクト・アウトの発想です。

 まさにこれからは、スケール・メリットから、スモール・メリットへの転換の時代、小さい単位の精度と洗練性を追求する時代であると言えます。小さく専門性を磨き、量を追わず、原点へ戻る。その価値観とその継続が新しい大をなすのであり、お客様が誰なのかを見失ってしまったらおしまいなのです。
 何故、私たちが改めてお酒の商いを始めるのか。お客様は誰で、どのようにお役に立ち、如何に地域社会に貢献するのか。このような考え方が、そもそも私たち仕事の原点なのです。初心は何だったのか。引けども引けども消えないものこそ、本当の本質だと考えます。
 ゲイリー・ハメル教授とC・K・プラハラード教授によって提唱された『コア・コンピタンス経営-未来への競争戦略』(日経ビジネス文庫)、決して優しくはない内容ですが、私たちは今、このコンピタンス経営を基軸に未来への扉を押し開いていく所存であります。

 「天は自ら助くるものを者を助く」とサミュエル・スマイルズはその著『自助論』(『西国立志編』)の中で言っています。自らを源とし、自助努力に努め、社員さん一人ひとりが、真の幸せを目指します。私たちはコア・コンピタンス経営を実現し、経営計画書に基づく理念経営と自社の存在価値を問い続ける手元足元を見据えた経営を推進します。

営業案内

ー 会員限定立ち飲みのCM -
会員限定立ち飲み開始時間 19:00~ (90分間)

 

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福岡市中央区渡辺通5丁目24番30号
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